Minus 426

北米のどこか

(数台のワークステーションが並ぶ狭い部屋・コーヒーカップを手にした2人の男)

「――見果てぬ夢を見よう、届かぬ星に手を伸ばそう…………か……」

「ラマンチャの男か、どうした? やけに感傷的じゃないか?」

「感傷的になったらまずいか?

「いや、お前にはお似合いだよ」

「……どういう意味だ?」

「どういう意味だと思う?」

「――知りたくも無いね」

「(笑い)賢明な判断だ」

「うるさい! だいたい……」

(小さな断続的ビープ音)




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