DEFCON 1
戦いに至った理由はそれこそ無数に存在していたが、結局のところそれは経済的な要因へと収斂する事になる。
地球に存在した唯一の経済システムが、最終的に拡大を続けなくては破綻しかねないという脆弱性を内包していたことが原因である。
そのシステムに従う限り、拡大が無理なら破壊と再生産に向かう以外に道は無い。
経済力が爆発的な発展を遂げた後、世界が壊滅的な破壊の波に呑み込まれたのは、ある意味正常な経済活動であったのかもしれない……。
※ DEFCON 1(=Defense Condition 1) 一般的には戦争状態を意味する。