| 「ナンダヨハル、俺モカイ?」 心配そうな顔で渋るみんなを、テキパキと追い出しにかかるハル。 「当たり前でしょパウロ、帰るのが面倒なら私の部屋で寝てなさい、あ、そうだ、ついでにラーマを呼んで来て?」 「ワカッタ、端末もカリルヨ、ホントはシゴトガ――」 「良いから早く行きなさい!」 真央はどうしても笑ってしまう。 ハルって、これじゃまるで私のお母さんよね……? 出てゆく皆に力無く手を振る真央。 まるで柳だわ。なんだかフワフワしてる。 熱があるのかな、それとも薬が効いて来たのかしら――。 …………薬? 慌ててベッドから飛び出してトイレへ駆け込み、喉に指を入れて飲んだばかりの薬を吐き出す。 急激に動いてしまったせいか、再びめまいに襲われる真央。 ハルが驚いて悲鳴をあげ、それに釣られて外の人々が再び入ろうとするのを、下着姿の真央を思い出してか、慌てて追い出しなおして即座に追いかけてくる。 「真央! 何? どうしたの! 気持ち悪いの?」 |